
こんにちは介護福祉士の華珠,です。
今回は第33回 介護福祉士国家試験 発達と老化の理解に
出てきた問題に挑戦してみましょう。
医療や福祉の法律での年齢に関する問題
最初は分からなくて当然なので
間違ってもいいので、少しだけ考えてみて
でも、考えすぎずに
すぐに解答を見てしまいましょう。
くり返し解く事で必ず身につきますよ!
それでは問題に挑戦しましょう!
第33回 介護福祉士国家試験 問題70
医療や福祉の法律での年齢に関する次の記述のうち
正しいものを 1 つ選びなさい。
1 35 歳の人は,老人福祉施設に入所できる。
2 50 歳の人は,介護保険の第一号被保険者である。
3 60 歳の人は,医療保険の前期高齢者である。
4 70 歳の人は,介護保険の第二号被保険者である。
5 75 歳の人は,後期高齢者医療の被保険者である。
解答
5 75 歳の人は,後期高齢者医療の被保険者である。
覚えてないとなかなか難しいかもしれませんが
後期高齢者は75歳以上っていうのは
完全に覚えていたので答えられました。
皆さんはどうでしたか?
医療や福祉の法律での年齢に関する
この手の問題は、本当によく出てくるので
ややこしいかもしれませんが
覚えておく必要があります!
老人福祉施設への入所
第1号被保険者 | 第2号被保険者 | |
対象者 | 市町村の区域内に住所がある 65歳以上の者 | 市町村の区域内に住所がある 40歳以上65歳未満で かつ医療保険に加入している者 |
給付の要件 | 要介護、要支援状態にある者 | 末期がんや初老期における認知症など 特定疾病が原因で 要介護、要支援状態にある者 |
介護老人福祉施設は介護保険で
要介護1~5と認定された方が入所する施設。
(原則要介護3以上)
35歳の方は対象者ではなく、給付の要件にもあたりません。
介護保険の被保険者
第1号被保険者 | 第2号被保険者 | |
対象者 | 市町村の区域内に住所がある 65歳以上の者 | 市町村の区域内に住所がある 40歳以上65歳未満で かつ医療保険に加入している者 |
給付の要件 | 要介護、要支援状態にある者 | 末期がんや初老期における認知症など 特定疾病が原因で 要介護、要支援状態にある者 |
第1号被保険者は
市町村の区域内に住所がある65歳以上の者なので
50 歳の人は,介護保険の第二号被保険者で
70 歳の人は,介護保険の第一号被保険者です。
医療保険の高齢者
高齢者医療制度は、年齢により2つの制度に区分さ
れています。
65歳~74歳 | 前期高齢者医療制度 |
75歳以上 (65歳~74歳の一定の障害のある人) | 後期高齢者医療制度 |
65歳~74歳は「前期高齢者医療制度」
75歳以上(65歳~74歳の一定の障害のある人を含む。)は「後期高齢者医療制度」
ですので、
60歳は高齢医療制度の区分に入りません。
75歳の人は,後期高齢者医療の被保険者です。
最後に
介護保険 | 医療保険高齢者制度 | |
40歳以上65歳未満 | 第2号被保険者 | |
65歳以上 | 第1号被保険者 | 前期高齢者 |
75歳以上 | 第1号被保険者 | 後期高齢者 |
視覚的に覚えちゃうのも一つの手かなあと
色分けしてみましたが、どうでしょうか?
少しは分かりやすくなりましたか?
この手の問題は特に
繰り返せば、繰り返すほど覚えられるので
また、同じように問題を出したいと思います。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
また、別の記事か動画でお会いしましょう!
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