
こんにちは介護福祉士の華珠,です。
今回は第32回介護福祉士国家試験に出てきた問題に挑戦してみましょう。
最初は分からなくて当然なので
間違ってもいいので、少しだけ考えてみて
でも、考えすぎずに
すぐに解答を見てしまいましょう。
くり返し解く事で必ず身につきますよ!
それでは問題に挑戦しましょう!
第32回 介護福祉士国家試験 問題77
2012 年(平成 24 年)の認知症高齢者数と 2025 年(平成 37 年)の
認知症高齢者数に関する推計値(「平成 29 年版高齢社会白書」(内閣府))の
組合せとして適切なものを 1 つ選びなさい。
1 162 万人 約 400 万人
2 262 万人 約 500 万人
3 362 万人 約 600 万人
4 462 万人 約 700 万人
5 562 万人 約 800 万人
(注) 平成 37 年とは令和 7 年のことである。
解答
4 462 万人 約 700 万人
この問題は、覚えていれば解けた問題ですが
ちょっと難しかったですかね?
私は認知症サポーター養成講座の講師をやっているので
このあたりの数字だったよなあ?で分かりました。
講師として何度も見ている数字でしたけど
「だったよなあ…」くらいの感じです。
65歳以上の認知症患者の推定者と推定有病率

表をみると
平成24年(2012年)は462万人
平成37年(2025年)は730万人
となっています。
このデータは平成29年度版以降見られていないので
データが更新されるまではこの数値のまま覚えておきましょう。
高齢社会白書
高齢社会白書って何ですか??と思いませんでしたか?
高齢社会対策基本法に基づき、平成8年から毎年政府が国会に提出している年次報告書。
高齢社会白書とは(内閣府)
高齢化の状況や政府が講じた高齢社会対策の実施の状況、また、高齢化の状況を考慮して
講じようとする施策について明らかにしているもの
高齢者会白書は内閣府のHPに毎年出ています。
内容が試験に出てくる可能性は非常に高いですし
ご高齢者や、ご家族、介護に携わる職種の現状なども
データ化されているので、介護職としても読んでおく事をお勧めします!
高齢社会白書
令和3(2021)年版
令和2(2020)年版
令和元(2019)年版
最後に
試験にでるかは分からないですが
令和3年版の一部を一緒に見てみましょう。

75歳以上の運転免許保有者の事故って減ってるんだなあ。って。
高齢者の運転による事故が取り沙汰されている現在
ご本人達はきっと、以前よりも注意しながら運転してるんだろうなあ。とか
リスクが高いけど、運転をせざるを得ない状況にいる方もまだまだ、多いんだろうなあ。とか
そんな事を感じました。
あとはこんなものもあります。

インターネットを活用する方が増えているんだなあと。
でも、まあ、それはなんとなく感じていた事ですけど
すごいなあと思ったのは
ここ約10年で80歳以上の方のインターネット利用率が
約3倍に増えていると言う事。
70歳~79歳でも2倍近く増えている!
ご本人達が意欲的に活用していったのか?
普及を進めるためにいろんな活動があって
誰が、どんな活動をしたのか?
そんな事が気になるデータです。
他にも、介護をロボットで行ってほしいか?
最期をどこで迎えたいか?
などのデータもあります。
気になってきましたでしょ?
ぜひ、読んで見て下さいね。
行政の発表だから、文字ばっかりで見辛いんじゃないの?と
思っている方…そんな事はなくて、読みやすくなっているので
ちょっとでも、のぞいて見て下さい。
認知症 関連記事と動画
関連動画・記事
その他、関連動画と記事をご紹介いたします。ご参考になさってください。
動画
「こころとからだのしくみ」直近3年の頻出ワード①
障害の理解 頻出
第32回 介護福祉士国家試験をやってみてわかったこと
個別アドバイス動画
youtubeのほうでも試験対策しています。介護職としてお話しなどもしていますので、よろしければチャンネル登録していただけますとうれしいです。
チャンネル登録はこちら↓

コメント