入浴介護に関するチェックテスト②
こんにちは、介護福祉士の華珠，です。
今回は、【入浴介護】に関する問題に挑戦していただきたいと思います。
介護福祉士国家試験のこころとからだのしくみに、【入浴介護】に関する問題がよく出てきます。
直近では、第33回、第31回で出題されています。
今後も出てくる可能性が高いので、押さえておくべきだと思います。
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中温浴（38～41℃）の入浴効果に関する次の記述のうち，正しいものは？
入浴介護で利用者の身体を洗う際は、利用者の【 】から中心部に向かって洗うようにする。
まだ勉強していなかった方は
【入浴介護】について今、どの程度わかるかなあ？
くらいの気持ちで挑戦してみてください。
なので、ここでわからなくても全然平気！
を参考に問題を見て行きましょう！
問題
【 】の中を埋めてください。
- 浴槽への出入りにシャワーチェアを用いる際は、事前に浴槽とシャワーチェアの高さを【 】に調整する。
- 片麻痺のある利用者の場合のかけ湯は、湯温を知覚できる【 】側で行う。
- 片麻痺のある利用者が浴槽に入る際は、利用者の【 】側から入る。
- 片麻痺のある利用者が浴槽に入る際、介護者は利用者の【 】を保護する。
- 老人性皮膚掻痒症のある場合【 】タオルなどでやさしく洗う。
- 高齢者の肌着の素材には【 】が適している。
- 人工肛門のある利用者は、自宅での入浴以外に、【 】での入浴が出来る。
- 人工肛門のある利用者は、入浴の際、排便の可能性があるため、【 】を装着しておく。
- 血液透析を行った後は入浴を【 】る。
- 酸素療法を受けている利用者の場合、入浴の際も【 】を使い続ける必要がある。
出典：介護福祉士 要点まとめ＋よく出る問題 ’21年版 [ コンデックス情報研究所 ]
試験本番までは解答することにとらわれず、くり返し問題に触れて、覚えることに集中しましょう。
それでは、答えを見ていきましょう。
解答
- 浴槽への出入りにシャワーチェアを用いる際は、事前に浴槽とシャワーチェアの高さを【同じ】に調整する。
＊高さを同じにすると、移動しやすくなる。 - 片麻痺のある利用者の場合のかけ湯は、湯温を知覚できる健側で行う。
- 片麻痺のある利用者が浴槽に入る際は、利用者の健側から入る。
- 片麻痺のある利用者が浴槽に入る際、介護者は利用者の患側を保護する。
- 老人性皮膚掻痒症のある場合【柔らかい】タオルなどでやさしく洗う。
＊ナイロンタオルで洗うと皮膚を守る皮脂が取り除かれすぎてしまう。 - 高齢者の肌着の素材には【天然素材】が適している。
＊化学繊維はアレルギー反応を起こしやすい。 - 人工肛門のある利用者は、自宅での入浴以外に、【公衆浴場】での入浴が出来る。
- 人工肛門のある利用者は、入浴の際、排便の可能性があるため、【パウチ（袋）】を装着しておく。
- 血液透析を行った後は入浴を控える。
＊血液透析後は、血圧が低くふらつきやすい。また、シャント部からの出血や感染の恐れがある。 - 酸素療法を受けている利用者の場合、入浴の際も【酸素供給器】を使い続ける必要がある。
＊酸素供給器に水がかからない様に配慮が必要。
○×問題でチェック
○か×でお考え下さい。
- 片麻痺がある利用者の場合には、かけ湯は健側で行い、浴槽へは利用者の患側から入るようにする。
- 人工肛門のある利用者の場合、自宅で入浴する事は出来るが、公衆浴場での入浴は控える必要がある。
出典：介護福祉士 要点まとめ＋よく出る問題 ’21年版 [ コンデックス情報研究所 ]
○×問題解答
- 片麻痺がある利用者の場合には、かけ湯は健側で行い、浴槽へは利用者の患側から入るようにする。…×
片麻痺のある利用者の場合のかけ湯は、湯温を知覚できる健側で行う。
浴槽に入る際は、利用者の健側から入り、介護者は利用者の患側を保護する。 - 人工肛門のある利用者の場合、自宅で入浴する事は出来るが、公衆浴場での入浴は控える必要がある。…×
人工肛門のある利用者は、自宅での入浴以外に、公衆浴場での入浴が出来る。
入浴の際は、排便の可能性があるため、パウチ（袋）を装着しておく。
なかなか難しかったかと思いますが、もう一度やってみたら、意外と簡単に解けると思いますので、あらためて挑戦してみましょう！
問題に再挑戦
【 】の中を埋めてください。
- 浴槽への出入りにシャワーチェアを用いる際は、事前に浴槽とシャワーチェアの高さを【 】に調整する。
- 片麻痺のある利用者の場合のかけ湯は、湯温を知覚できる【 】側で行う。
- 片麻痺のある利用者が浴槽に入る際は、利用者の【 】側から入る。
- 片麻痺のある利用者が浴槽に入る際、介護者は利用者の【 】を保護する。
- 老人性皮膚掻痒症のある場合【 】タオルなどでやさしく洗う。
- 高齢者の肌着の素材には【 】が適している。
- 人工肛門のある利用者は、自宅での入浴以外に、【 】での入浴が出来る。
- 人工肛門のある利用者は、入浴の際、排便の可能性があるため、【 】を装着しておく。
- 血液透析を行った後は入浴を【 】る。
- 酸素療法を受けている利用者の場合、入浴の際も【 】を使い続ける必要がある。
＊解答は上に戻って確認してください！
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最後に
【入浴介護】について、どの程度理解できているか、把握できましたでしょうか？
今回の挑戦をもとに、過去問題にもたくさん挑戦して下さい。
そして、必ず取れる1点を大事にしていきましょう！
第33回 介護福祉士国家試験 問題103
第31回 介護福祉士国家試験 問題104
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