【過去問介護福祉士の倫理】介護施設におけるプライバシーの保護として適切なものは？

介護福祉士の倫理　介護福祉士国家試験対策動画　必ず出るテーマ

こんにちは介護福祉士の華珠,です。
今回は第33回　介護福祉士国家試験　介護の基本　【介護福祉職の倫理】に関する問題に挑戦してみましょう。

介護福祉職の倫理に関する問題は毎年のように出題されています。

第34回以降も出てくる可能性があるので、しっかり押さえて、確実に1点取っていきましょう！

今回の問題は、「介護福祉士の倫理に関して…」と問われていませんが、介護福祉専門職としての倫理や、義務、行動規範を理解し応用できるか？を問われていると言えます。

介護福祉職の倫理に関する問題③

介護福祉職の倫理に関する問題③

最初は分からなくて当然。
間違ってもいいので、少しだけ考えてみて
でも、考えすぎずに

すぐに解答を見てしまいましょう。

くり返し解く事で必ず身につきますよ！
それでは問題に挑戦しましょう！

第33回　介護福祉士国家試験　問題25

介護施設におけるプライバシーの保護として，最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1　ユニット型施設は個室化が推進されているため，各居室で食事をしてもらった。
2　個々の利用者の生活歴の情報を，ルールに従って介護職員間で共有した。
3　個人情報記録のファイルを，閲覧しやすいように机の上に置いたままにした。
4　着衣失行があるため，トイレのドアを開けたままで排泄の介護を行った。
5　家庭内の出来事や会話の内容は，情報に含まれないため記録しなかった。

解答

2　個々の利用者の生活歴の情報を，ルールに従って介護職員間で共有した。

1　ユニット型施設は個室化が推進されているため，各居室で食事をしてもらった。…×
　ユニット型施設は個室化が推進されているが、各居室で食事をしていただくことが、プライバシーの保護になるとは言えない。状況によっては身体拘束と捉えられる可能性も考えられませんか？

2　個々の利用者の生活歴の情報を，ルールに従って介護職員間で共有した。…〇
　
3　個人情報記録のファイルを，閲覧しやすいように机の上に置いたままにした。…×
　個人情報を閲覧しやすくしてしまうと、誰にでも見られてしまう可能性があります。
　机の上に置きっぱなしにせず、鍵のかかるキャスターなどに保管しておく必要があります。
　また、PCで情報を保管している場合は、パスワードを設定しロックをかけておくべきですね。

4　着衣失行があるため，トイレのドアを開けたままで排泄の介護を行った。…×
　トイレのドアだけでなく、居室のドアなどを開けたままにするのは、プライバシーを侵害してしまいます。基本的にはドアなどは閉めて介助を行うべきです。

5　家庭内の出来事や会話の内容は，情報に含まれないため記録しなかった。…×
　家庭内の出来事や会話の内容もその方を知るための情報なので、必要があれば記録を行い、ルールに従って保管をします。

今回はプライバシーの保護にフォーカスされた問題でした。
個人情報の漏洩が無いよう、常々指導を受けているかと思いますので、簡単だったかもしれませんね。

介護福祉職の倫理に関する問題は毎年のように出題されています。
第32回　介護福祉士国家試験　問題25では介護福祉職の倫理について問われています。
どんな問題か挑戦して見ましょう！

第32回　介護福祉士国家試験　問題25

問題 25　介護福祉職の倫理に関する次の記述のうち，最も適切なものを 1 つ選びな
さい。
1　介護の技術が伴わなくても，利用者の要望を最優先に実施した。
2　利用者が求めた医行為は，実施が可能である。
3　個人情報の取扱いについて，利用者に説明して同意を得た。
4　暴力をふるう利用者を自室から出られないようにした。
5　業務が忙しかったので，施設の廊下で職員同士の打合せを行った。

解答

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 介護福祉士倫理綱領-2.png

3　個人情報の取扱いについて，利用者に説明して同意を得た。

いかがでしたか？
【過去問　介護福祉士の倫理】個人情報の取扱いについて，利用者に説明し〇〇を得た（第32回）を
読んでくださった方には簡単だったかもしれませんね！

でも、簡単だと感じた方は、確実に実力がついているので、この調子で学習していきましょう！

難しかったと感じた方も心配しないで、過去問題や、チェックテストをくり返し解いていけば、大丈夫！
動画も作っていますので、ぜひ活用して見て下さい！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もう一度過去問題に挑戦して終わりにしたいと思います。

第33回　介護福祉士国家試験　問題25

介護施設におけるプライバシーの保護として，最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1　ユニット型施設は個室化が推進されているため，各居室で食事をしてもらった。
2　個々の利用者の生活歴の情報を，ルールに従って介護職員間で共有した。
3　個人情報記録のファイルを，閲覧しやすいように机の上に置いたままにした。
4　着衣失行があるため，トイレのドアを開けたままで排泄の介護を行った。
5　家庭内の出来事や会話の内容は，情報に含まれないため記録しなかった。

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