
平均寿命とはその年に生まれた0歳児の平均余命のこと。
亡くなった人の年齢ではない。
平均余命
平均余命とは、ある年齢の人々があと何年生きられるかいう期待値のことで、厚生労働省の簡易生命表で知ることができます。
・「平成29年簡易生命表(男)」
・「平成29年簡易生命表(女) 」
(厚生労働省HPより)
表を見てみると、たくさんいろいろ書いてありますが、見て欲しいのは一番左の年齢と、一番右の平均余命。
平成29年簡易生命表(男)で見ていくと
・平成29年の0歳の方が81.09年生きられる。つまり、これが平均寿命。
*平均寿命については、介護福祉士国家試験でよく出る問題です。
・ちなみに、私が平成29年の時点で37歳だとすると、44.94年生きられる。
平成29年の平均寿命
厚生労働省が公表している簡易生命表で一番新しいものは2019.06.19時点で平成29年のものです。
男性…81.09年
女性…87.26年
単位は「歳」ではなくて「年」
ちなみに、平成27年は男性80.79年、女性は87.05年でした。
年々上がっていると言うことと、女性のほうが平均寿命が長い言うことを覚えておいたほうがいいともいます。
介護福祉士国家試験第30回では、平均寿命と、健康寿命の差を聞いてくる問題がありました。
差は男性で約9年、女性で約12年あります 。
「平均寿命と健康寿命の推移」
(厚生労働省HPより)
健康寿命
詳しくはまたご説明しますが、簡単に説明すると、健康寿命とは、介護や人の助けを借りずに起床、衣類の着脱、食事、入浴など普段の生活の動作が1人ででき、健康的な日常が送れる期間のこと。
あわせて覚えておきましょう。
記事の最後に
自分の平均余命をみて、あと何年生きられるかを見たときに、あと、45年くらい生きられるのかと思いましたけど、健康寿命はマイナス9年って事は36年…「もう半分過ぎてるよ」と焦ってしまいました(笑)
反面…
ご入居者様を平均余命で見ることはあまりいいことには思えないかもしれませんが、90歳の男性で4.25年、95歳の男性で2.81年。
あらためて数字で見ると、やっぱり長くはない。
これから、私たちに何ができるか、改めて考え、行動する必要があると感じました。
皆さんはどう、感じられましたか?
介護の基本、社会の理解でよく出る問題
は下記リンクにて確認できます。
福祉三法、福祉六法
介護福祉網領
介護福祉士
平均寿命


コメント